富山県は、平成7年から米の食味コンテストで「特Aランク」を受けつづけている米の優良産地です。
富山県で生産され、出荷されるコシヒカリは年間約13万トンです。 その全てで基準に合ったものだけが富山県産コシヒカリとして出荷されています(全農の検査米)。 その基準は厳しく、しかも米のタンパク含有量を調べ、色彩選別機や最新式のふるいで品質をそろえるなど見た目でもその品質のよさが分かります。 北海道から沖縄まで全国40都道府県に出荷され米どころらしい知名度を誇っています。
北アルプスの清らかな水や優れた気象条件に米作りが上手な農家さんが加わり富山のお米が作られています。
また、富山県は種もみの一大供給地でもあります。全国で流通する種もみの50%以上は、富山県から供給されています。
種子(種もみ)は、その品質管理は食用の米以上にきびしく、その厳しい検査体制が富山米の元になっているのかもしれません。 種籾には生産者の名前はもみ袋の一つ一つに記載され、各地の生産地、各地の消費地まで責任をもつことになります。 これは種もみ農家にとって大きな責任です。
これらの米にまつわる責任や厳しい各々の検査・基準は、富山のお米に対するプライドなのです。
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