最上川周辺の庄内平野が主生産地です。 生産量山形県 450,300トン
山形県は村山地方・置賜地方・最上地方・庄内地方の4つの地域に分けられ、それぞれが優良な米産地です。 古くから庄内米として名前が通った名産地です。
庄内平野の庄内地方・最上地方は、最上川による過去の氾濫により肥えた広大な平地です。 村上地方は、村山盆地にあり、おいしい米作りに最適な立地条件で典型的な盆地型育成環境の優良産地です。 置賜地方は、米沢盆地にあり、自然豊な山形にあって名水や盆地の気候など一層の自然に富んだ米の名産地です。
全体として山形県は四季の変化が鮮やかで、山間部の冬の豪雪はそのまま山に貯えられ、やがて豊かな湧き水となって水田を潤します。 肥沃な土壌に加え、年間・昼夜の温度差が大きく、米づくりに最適な条件を備えた産地です。 日本穀物検定協会の食味ランキングで、14年連続以上「特A」を達成している産地で、食味や品質の安定性や良さに定評があります。
また、全国に普及し、こしひかりなど現在の美味しいお米のルーツとなったお米「亀の尾」が明治26年に庄内町(旧余目町)の阿部亀治氏が作り出し県でもあります。
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